2016年03月25日

食糞〜治療編〜

早速ですが食ふんの治療をやってみましょう。

*まず一度、駆虫と健康診断(血液検査など)を兼ねて動物病院を受診しましょう
 →膵臓や腎臓や肝臓や腸などなどが悪いと便の正常が変わります。

*食事を変更・工夫してみましょう(種類の変更・量の調整・回数の調整・与え方の調整)
 →食事を変えるだけで便の量が減りそれだけで食べなくなる事もあります。

*ふんを素早く、但し愛犬には見られないように片付けましょう
 →興味を示す前に片付ける&興味を持たせないように片付けるです。

*決められた場所でふんをしたらほめましょう
 →よくあるのは便がトイレで出来ない事があります。生活スペースが汚れるのがイタで食べてしまいます。

*食ふん以外のストレス解消方法(散歩・遊びの量や質を見直し)をとりましょう
 →ひまつぶしで食べられないようにしましょう。

*補助として食ふん防止剤を使ってみてもいいでしょう
 →味やにおいが無くなる、変わるだけで食糞しなくなることもあります。

注意点(とっても大事!!)
*怒らない
 →食べているところを怒ると隠れて食べるようになり対策がとれなくなります。

*食べているところを見つけても騒がない(無視する)
 →気を引きたくて食べていることもあり、その場合は無視しなければいけません。

留守中の食ふんは?
ヒマで自分のウンチで遊んでいるだけかもしれません。留守時間を短くする、退屈しないおもちゃを与える、タイマー式仕掛けをするなどで食ふんがおさまる事があります。
また排泄のタイミングを見つけ、排泄させてから外出するのもいいでしょう。

他にも色々あり一言では言えません。
一般的なことで改善しない場合は、問題行動カウンセリングをお申し込み下さい。

京都中央動物病院
文責 春日部美穂
posted by Dr at 16:10| Comment(0) | 日記

2016年03月17日

「食ふん」

「食ふん」とはウンチを食べる行為のことです。自分のであれ他犬のであれ、飼い主としては気持ちのいい行動ではありませんし、衛生的にも心配です。また口臭も気になります。

食ふんの原因
*自然な行動:母犬の場合、食ふんすることで匂いを消して子犬を外敵から守るため。
       また巣を衛生的に保つために食ふんする本能的行動の場合があります。
       子犬の場合、好奇心が旺盛でなんでも口に入れる時期があります。

これらの場合、通常は時間がたつと自然と無くなることが多いのですが、寄生虫やウイルスの感染予防を考えると飼い主がこまめに片づけたほうがいいでしょう。
子犬が成長後も続くようなら早めに解決策を見つけましょう。


*食事に関連した行動:フードが少ないと空腹で食べてしまうことがあります。
           逆にフードが多すぎても食べてしまうことがあります。
           フード内容を変えた、フードの量が多すぎる、フードの質が悪いなどがあると、未消化物がふん中に排泄されてしまうためフードと同じ匂いがして食べてしまうことがあります。


*病気に関連した行動:寄生虫がいたり、胃腸の消化吸収能力が悪かったり、消化酵素がうまく働かない場合、未消化物がふん中に排泄されてしまうため食べてしまうことがあります。
           また、痴呆によって食べてしまっているのかもしれません。

*学習による行動:食ふんすることで飼い主の気を引く、
         ふんをしたら怒られたので、次からふんが見つからないように食べる、
         母犬や飼い主の真似をして口の中に片付ける、
         ストレス解消、などが考えられます。

次回は注意点と解決方法をお知らせします。

京都中央動物病院
春日部美穂
posted by Dr at 13:46| Comment(0) | 日記

2016年03月16日

京都夜間動物救急センターへの出勤および全国夜間動物病院連絡協議会(仮称)への参加のために横浜へ

本日はいつもの京都中央動物病院での仕事を終了してから「京都夜間動物救急センター」で夜間シフトの当番です。当院からは、僕と春日部、岡がすでに当番でこの京都夜間動物救急センターに出勤しておりますが、今月からは当院の松野もシフトに入ることが決まりました。
平日ですので大きな混乱もないとは思いますが、、、、とこのような気のゆるみが危険かもしれません。注意をして出勤してきます。

ご報告が遅れてしまいましたが、夜間に関連した話題として、先月の2月に横浜へ出張がありました。これは「京都夜間動物救急センター」の運営委員会としての仕事で、(仮称)全国夜間動物病院連絡協議会に出席するためでした。これは全国各地の獣医師会や共同運営している夜間病院が集まって、現状の問題や将来の救急医療の標準化などを話し合う団体を設立していくための会議でした。北海道、仙台、東京、横浜、浜松、名古屋、京都、大阪、愛媛などの夜間病院の関係者が参加しており、非常に有意義な会議となりました。京都夜間動物救急センターはまだ開院して間がないため、各地の夜間病院と比較するとまだまだ充分な医療が提供できていない面も実感することになりました。しかし、このような会議に参加して、京都の夜間救急医療を更に発展させていく必要性を痛感するとともに、各地で救急医療に真摯に向き合っている獣医師がたくさんいることに本当に刺激を受けました。

京都中央動物病院
獣医師 村田 裕史
posted by Dr at 18:36| Comment(0) | 日記