2016年05月24日

『子宮蓄膿症』

子宮疾患は中齢期をこえた犬、猫でよくみられる病気の一つです。
犬は個体差がありますが、一般的に半年毎に生理が起こり、その後2ヶ月間は乳腺や陰部が腫脹する傾向にあります。そして、その時期に子宮の病気になりやすいといわれています。
食欲低下、多飲多尿、陰部からの排膿など様子がおかしいと感じたら早めの受診をお勧めします。
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また、猫も犬ほど多くないですが、起こる可能性のある病気です。
この病気は上述したように中齢期以降に起こりやすい病気なので、年をとるにつれ他の疾患がでてくることもあり、麻酔のリスクが上がります。
よって、妊娠を望まない場合は早めのの避妊をお勧めします。

京都中央動物病院
文責 岡良美
posted by Dr at 14:49| Comment(3) | 日記
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